巨人・長野33戦目のCS初アーチ “憧れ”由伸監督胴上げへ奮起

[ 2018年10月15日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第2戦   巨人4―0ヤクルト ( 2018年10月14日    神宮 )

2回2死 長野は中越えに先制ソロを放つ(撮影・三島 英忠)
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 巨人・長野は打球にさまざまな思いを乗せた。2回2死。中堅左に先制ソロを放った。CSで自身33試合、131打席目での初アーチが決勝弾。「(菅野)智之がナイスピッチングだったんでね」。菅野は今季から選手会長。昨季までその要職にあった男が、エースの快挙をアシストした。

 「高橋監督を胴上げしたい」――。15年オフ。高橋新監督が就任し新選手会長となった長野は自らそう誓いを立てた。自身が学生時代から憧れていたスーパースター。「テレビで見ていた。まさか一緒にプレーできるとは思っていなかった」。並んで外野を守り、引退決断を聞いたときは寂しがった。今季もリーグ優勝は果たせず。しかし指揮官を男にし、胴上げで宙高く持ち上げるチャンスはまだ残っている。

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2018年10月15日のニュース