オリ西村新監督 FA取得の西らと面談「“力を貸してくれ”とは言いました」

[ 2018年10月15日 05:30 ]

秋季練習初日を終え、取材対応するオリックス・西村新監督
Photo By スポニチ

 オリックス・西村徳文新監督(58)が14日、秋季練習初日からイズムにあふれた動きを見せた。開始前に全選手へ訓示を済ませると、監督室に引き返して11選手と個人面談。1対1の話し合いで自身の考えを示すとともに、チームの一体感を呼びかけた。

 「あしたから(秋季練習に)参加しない選手がいるので話をした。選手によってはFAもいて来年いるかどうか分からないけれど、いることを前提に“力を貸してくれ”とは言いました」

 面談を行ったのは、FA権取得組の西、金子をはじめ中島、増井、岸田、山崎勝らベテランを中心とした選手たち。ロッテ時代も節目節目で行っており、「個人でやった方がいろいろと口に出してくれるので」とざっくばらんに話すことが目的だ。その中で「失敗、結果を恐れずアグレッシブにやっていこう」のメッセージも伝えたという。

 厳しさものぞかせた。11月2日からの秋季キャンプ(高知市東部や球場)に吉田正はもちろん、T―岡田、安達の参加も指示した。「まだまだ老け込む年齢じゃない」。若手を引っ張ることを期待しながら、同時に競争原理を働かせてチーム力アップを図るのが狙いだ。

続きを表示

2018年10月15日のニュース