マエケン、今PS初Hでタイ ど真ん中勝負で大飛球にヒヤッ

[ 2018年10月15日 05:30 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦   ドジャース4―3ブルワーズ ( 2018年10月13日    ミルウォーキー )

ブルワーズ戦の8回途中に登板し、打者1人を抑えたドジャース・前田
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 ドジャース・前田が13日(日本時間14日)のブルワーズ戦の1点リードの8回2死一塁で登板。打者1人を抑え、今ポストシーズン初ホールドを挙げて勝利に貢献した。

 通算332本塁打でポストシーズン9本塁打の代打グランダーソンに対し、3ボール1ストライクから、ど真ん中に93マイル(約150キロ)の直球を投じた。右翼後方への大飛球となったが、フェンス手前で失速し右飛。「ちょっとヒヤッとした。(右翼手が)落下地点に入った時点で安心した」と振り返った。

 失投ではない。グランダーソンは真ん中低めの長打率が・760のローボールヒッター。「投げてはいけないところには絶対に投げない中でストライクゾーンの勝負だった」。昨季の同僚に対し、自信を持って投げた。

 第1戦で4三振を喫していたターナーが8回に左越え2ランで逆転。苦しみながら敵地で1勝1敗のタイに戻して本拠地に戻る。前田は「今日勝つと負けるのでは全然違う。ホームで3つ勝ちたい」と気勢を上げた。 (奥田秀樹通信員)

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2018年10月15日のニュース