巨人・菅野、PS初のノーノー 継投では07年の中日・山井―岩瀬が達成

[ 2018年10月15日 05:30 ]

セ・リーグCSファーストS第2戦   巨人4―0ヤクルト ( 2018年10月14日    神宮 )

8回2死、大引を見逃し三振に抑える菅野 (撮影・大塚 徹)
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 菅野(巨)がヤクルト戦でノーヒットノーランを達成した。公式戦では79人(90度)が記録しているが、日本シリーズ、プレーオフ、CSのポストシーズンで完投によるノーヒットノーランは菅野が史上初。継投では07年の日本シリーズ第5戦で中日が山井―岩瀬のリレーで日本ハム相手に完全試合を達成している。

 菅野は13年CSファイナルステージ第2戦で広島相手に3安打完封勝利。CS、プレーオフで通算2完封は足立光宏(阪急)、成瀬善久(ロ)に並ぶ最多タイ。セでは菅野が初めてだ。

 菅野は許した走者1人だけの準完全試合。巨人は公式戦で50年藤本英雄、94年槙原寛己が完全試合を達成しているが、準完全試合のノーヒットノーランも52年大友工、12年杉内俊哉、18年山口俊の3人しかいない。また、ヤクルトはセ6球団中、公式戦でノーヒットノーランを喫したのが最少の2度。70年6月9日の鬼頭洋(大洋)に喫したのを最後に今季まで48シーズン0。最も記録をつくりづらいチーム相手に達成した。

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2018年10月15日のニュース