巨人・沢村　右肩痛で開幕ムリ　試合前練習参加も…球場離れる

巨人の沢村
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　巨人・沢村拓一投手（２８）が右肩痛のため開幕絶望となった。

　登板する可能性のあった１８日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）で試合前の練習には参加したが、試合開始直後に球場を離れた。高橋監督は「コンディションが良くないと言うので帰した。投げても仕方がないので」と説明。右肩にはかねて不安を抱えており、この日から１軍に再合流したばかりだった。尾花投手コーチは「（状況は）今までと同じ。下（２、３軍）でコンディションを整えてもらうしかない」と話した。

　２月のキャンプではスロー調整を続け、２月２８日のシート打撃に登板したのが初の実戦形式のマウンドだった。今月４日の日本ハムとのオープン戦（札幌ドーム）でわずか１球で危険球退場になって以降、実戦での登板はない。マシソンや新加入のカミネロと守護神の座を争っていたが、高橋監督は「（試合で）投げていないので、時間はないんじゃないですか」と渋い表情だ。Ｖ奪回を目指すチームは、昨季３７セーブを挙げたセーブ王を欠いて開幕を迎える。