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ド軍スカウト部長の豪州監督 菊池に熱視線「メジャーでもトップレベル」

米国での初練習でノックを受け球場の特性をチェックする菊池
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で決勝ラウンドに進んだ侍ジャパンが、17日(日本時間18日)に渡米後初練習。数々の美技で世界の注目を集める菊池涼介内野手(27=広島)は、試合本番と同じ仕様のグラウンドを入念に確認した。この日の2次ラウンドF組の結果、準決勝は18日(同19日)のドミニカ共和国と米国の勝者と当たることが決定。いずれ劣らぬ強打の敵に堅守で立ちはだかる。

 澄み渡る青空の下、菊池が目を輝かせた。“難敵”をいかにして手の内に入れるか。これから躍る舞台を確かめ、五感をフル稼働していた。

 ドジャースのキャンプ地での練習。グラウンドはド軍本拠・ドジャースタジアムと芝の長さ、土質などが同様の設定だ。準決勝、決勝の球場を体感できる機会を生かすべく、名手は入念に特性を頭に叩き込んだ。

 「マツダも天然芝だけど、全然違う。乾燥しているし、土も硬い。芝から土に変わると(球足が)速くなったりするので、ノックを受けて練習したい」

 広島でのプレーで天然芝には慣れているが、感覚は別物だった。芝生でゴロの速さが落ちるところは同じでも、その先が違う。土は乾いて硬く、打球はより弾む。芝で跳ね、次に土で跳ねた時の不規則性や、ワンバウンド目が土にくる時の打球速度に、しっかり合わせていく必要がある。

 さえ渡る今大会の守備。2次ラウンド・オランダ戦で見せた、ダイビングキャッチからのバックハンドグラブトスは「神の手」とさえ形容された。練習中、1次ラウンドの相手ベンチで菊池の凄みを味わった男が熱視線を注いでいた。オーストラリア代表監督から帰任したドジャースのジョン・ディーブル環太平洋スカウト部長だ。「菊池の守備力は信じられない。メジャーでもトップレベルだ」と力説し「二遊間の守備はジャパンの強み。投手力と守備力で決勝ラウンドでも十分、勝つチャンスがあると思う」と言葉を続けた。

 広島で一緒に戦ったドジャースの前田とはうれしい再会。「おまえ、サルだから大丈夫だろうと言われて凄くリラックスできました」と笑った。14年4月6日のDeNA戦(マツダ)で一緒にお立ち台に上がり「サルなので」とバナナを渡してきた先輩。超人的な身のこなしに何度も助けられた投手だからこそ言える、最高の代名詞だ。

 同じ前田が先発した13年5月7日の同戦(同)では3失策。相当に落ち込んだが後日、ミスを投球でカバーしきれなかったことをエースに謝罪され奮起した。この年から4年連続ゴールデングラブ賞に輝く達人。「守備からリズムをつくれるようにしていきたい」と「ベースボール」の本場のファンをも魅了するつもりだ。 (桜井 克也)

 ▼坂本勇(正遊撃手は本番仕様のグラウンドを確かめ)凄く守りやすい。さすがメジャーの球場。

 ≪今大会の菊池の美守≫

 ☆7日1次ラウンド・キューバ戦 「開幕戦」の初回無死一、二塁、セペダの一、二塁間への強烈な打球をスライディングキャッチ。起き上がりざまに反転して二塁送球し、4―6―3の併殺を完成させてピンチの芽を摘み取った。

 ☆12日2次ラウンド・オランダ戦 6―5の7回1死一塁、ボガーツの二遊間への鋭い打球を逆シングルでダイビングキャッチ。立ち上がらずに二塁カバーの坂本勇へバックハンドのグラブトスを送り、一塁走者を封殺した。全世界でインターネット放映する「MLB.TV」の実況は「God hand!! in second(日本の二塁には神の手がいる)」と絶叫。

 ☆15日2次ラウンド・イスラエル戦 0―0の6回1死、フルドの一、二塁間への打球を倒れ込みながら好捕。体勢を立て直すことなく、強肩を生かして一塁送球した。 2次&決勝R  組み合わせ

[ 2017年3月19日 06:00 ]

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