白鴎大足利 15安打9点の猛攻で初陣対決制す 

[ 2014年3月23日 13:28 ]

第86回選抜高校野球大会1回戦 東陵1―9白鴎大足利

(甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第3日は23日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合は春初出場同士の対戦は、打線が爆発した白鴎大足利が9―1で東陵を下し2回戦に進出した。

 白鴎大足利が昨秋の関東大会優勝の意地を見せた。先発全員出塁、15安打の猛攻で9点。2、3、4番で合計11本の安打、3番木下は二塁打4本3打点と打ちまくった。投げては身長1メートル85の右腕比嘉が東陵に連打を許さず、わずかに1点に抑えた。

 白鴎大足利は1番・周東が一塁強襲の内野安打で出塁、手堅く送った後、3番・木下が左翼線へ適時二塁打を放って先制した。3回1死後、中島の左前打、続く3番・木下がまたもや右中間適時二塁打を放ち、追加点を上げた。

 4回にも右前三塁打を放った先頭の比嘉を犠飛で還して3点目。さらに2死走者なしから、中島の中前打、続く木下が3打席連続の適時二塁打を中前に放って追加点。続く直井も適時三塁打、小野寺も中前適時打と連打で一挙4点を獲得した。

 5回にも1点を挙げた白鴎大足利は6回にも先頭の中島が右翼線二塁打を放ち、直井の左翼適時打で8点。8回にも追加点を上げた。
 
 東陵は白鴎大足利の比嘉に対して積極的なバッテッイングをしたが比嘉の外のスライダーを攻め切れなかった。8回に6回からリリーフした先頭打者・岡本が初打席で右中間二塁打、続く山崎が中前適時打で1点を返して意地を見せたがそこまでだった。

 

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2014年3月23日のニュース