報徳学園・永田監督「理想的な流れだったんですが…」

＜報徳学園・沖縄尚学＞グローブとミット…捕手と投手を務めた報徳学園・岸田

第８６回選抜高校野球大会第３日 報徳学園０―１沖縄尚学

（3月23日 甲子園）
　昨年に続き初戦敗退となった報徳学園の永田監督は「うちの流れとしては、こういう試合しか勝てない、理想的な流れだったんですが…」と語った。

　かつて“逆転の報徳”の異名をとった通り、この日も２回に奪われた１点を逆転を狙ったが、２回以降は二塁を踏めず。初回に１死一、三塁の好機を生かせなかったことで「やはり初回が痛かった。あそこで１点を取れていれば…」と悔やんだ。

　だが、５回表２死一、三塁のピンチで、先発の中村の後を受け登板した捕手の岸田が好リリーフ。４回１／３を投げ１安打無失点、６奪三振と好投したが「岸田は試合前から準備させていた。期待通りだった」と収穫も強調していた。