マー君 メジャー“初勝利”毎回の6三振も3失点 序盤ピリッとせず

[ 2014年3月23日 03:55 ]

6回途中でマウンドを降りたヤンキース・田中

オープン戦 ヤンキース5―4ツインズ

(3月22日 フロリダ州リーカウンティー)
 ヤンキースの田中将大投手(25)は22日、フロリダ州リーカウンティーでのツインズとのオープン戦に先発。中盤以降、調子を上げ、5回2/3を投げ、毎回の6三振を奪い、5安打2四死球で3失点だった。チームは5―4で勝ち、田中はオープン戦で“初白星”が付いた。

 4試合目の登板(先発は3試合目)となった田中。初めての中5日に「1日分はやはり長く感じる」と登板前に話していたが、変化球が抜けるなど、3回まではピリッとしない内容だったが、4回以降は立ち直り、ほぼベストメンバーのツインズ相手に88球3失点でまとめた。

 初回、先頭打者のドージャに中堅右への二塁打を浴びると、1死三塁で3番マウアーの一ゴロの間に生還を許した。4番ウイリンガムはスプリットで空振り三振に仕留めた。

 2回は6番ブルーフから見逃し三振を奪うなど12球で3者凡退に。3回は2安打を打たれ、マウアーに四球を許すなどして2死満塁のピンチを招いたが4番ウイリンガムをなんとか左飛に打ち取った。

 4回にヤンキースが逆転すると、田中は直球が良くなり、5回とともに3者凡退。しかし、6回は安打と死球で一、二塁に走者を許すと、5番クーペルに右越え適時二塁打を浴び、さらに内野ゴロの間に1点を追加され、ここで降板した。

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2014年3月23日のニュース