松坂 登板直前回避…右前腕張りでDL入り

[ 2010年6月13日 06:22 ]

フィリーズ戦前、練習に向かうレッドソックス・松坂。この直後に故障者リスト入りした

 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は12日、先発予定だったボストンでのフィリーズ戦開始直前に右前腕の張りで登板を回避した。球団は15日間の故障者リスト(DL)に入れると発表。前回登板翌日の8日付で、最短の復帰は23日となる。13日にチームドクターの診察を受ける予定。

 松坂は通常の先発時と同じようにグラウンドに出て遠投などをしたが、ブルペンに行ってからの投球練習を中断し、ベンチに下がった。試合後「前腕の外側に急に張りが出た。投げようと思えば投げられたけど…」と話した。フランコナ監督は「突然先発投手がいなくなり(他の投手が)イニングを投げなければいけないため、DLに入れた」と説明し、松坂に代わって救援投手を傘下の3Aから昇格させた。

 今季の開幕をDLで迎えた松坂は、5月に復帰。前回登板で日米通算150勝をマークするなど8試合に投げ5勝2敗、防御率4・59だった。

 ▼松坂の話 ブルペンで投げ出してから、前腕の外側に急に張りが出た。投げようと思えば投げられたけど…。本当にチームに申し訳ない。関節というより筋肉の張りなので、自分ではそんなに長引かないと思っている。(共同)

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2010年6月13日のニュース