阪神、5点差追い付くも敗戦…

[ 2010年6月13日 19:43 ]

 【阪神8―9ロッテ】最大5点のビハインドを追い付きながらのサヨナラ負け。今季最長となる4時間51分を戦った阪神には徒労感だけが残った。拙攻が続いて2年連続の交流戦負け越しが決まり、真弓監督は「何とか貯金したかった」と悔しさをにじませた。

 序盤の失点をようやく盛り返した九回、極め付きの逸機をした。林威助の適時二塁打と暴投で2点を返して同点とし、なおも無死三塁。絶好の勝ち越し機のはずだった。しかし、鳥谷は空振り三振に倒れ、続く平野の遊ゴロに三塁走者の浅井が本塁へ突入して憤死した。今季最多の18安打を放っても、14残塁では勝機は生まれにくい。
 九回の攻撃に「何とかもちろん追いついてから、追い越したいところだった」と指揮官。言葉には、勝ちきれなかった歯がゆさがこもっていた。

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2010年6月13日のニュース