東都の首位打者・木村がV打!東洋大V王手

[ 2010年6月13日 06:00 ]

<東洋大・八戸大>6回無死二、三塁、中前に勝ち越しとなる2点適時打を放つ東洋大・木村

 【全日本大学野球選手権準決勝・東洋大5-1八戸大】東洋大は、2年ぶりの優勝に王手をかけた。

 同点の6回無死二、三塁から今季東都の首位打者・木村が決勝の中前2点適時打。「監督にも“頼むぞ”と送り出されたし、積極的にいこうと思った」とホッとした表情を浮かべた。投げては先発の乾が6回途中3安打1失点、2番手の鹿沼が5者連続三振を含む無安打救援。2人で16三振を奪った。前日に9回106球を投げた藤岡を温存できたことで、高橋監督は「ウチにとって最高の勝ち方」。2年前と同じ東海大との決勝に、指揮官は「東海でしょ。(菅野は)メジャー級」と言いながらも「点をやらない嫌らしい野球を見せたい」と意気込んだ。

 <八戸大 塩見の連続無失点止まる>今季リーグ戦から無失点を続けてきた塩見は初回に内野ゴロの間に先制点を許し、連続イニングの無失点記録は55回1/3でストップ。結局7回3失点で降板し「点を取られても気にしなかったが、最後まで投げたかった」と悔しがった。2回以降は立ち直ったが、6回に初安打を許したのをきっかけに3連打で2点を失った。敗れたものの、初の全国の舞台で手応えもつかみ「立ち上がりを改善して、秋にまた神宮に来て、全国制覇したい」と話した。

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2010年6月13日のニュース