力尽きた菅野「悔しいとしか…」

[ 2010年6月13日 18:58 ]

 【東海大0―5東洋大】快投を続けてきた右腕も、思い通りの投球はできなかった。東海大のエース、菅野は六回途中3失点で降板。「まだまだ自分は甘いと思った。悔しいとしかいいようがない」と険しい表情で口元を結んだ。

 準々決勝で七回参考記録ながらノーヒットノーラン。準決勝では毎回の17奪三振と堂々たる投球を披露してきた。しかし、この日は「いいとは言えない状態。それでも気持ちで投げようと思った」と話したが、連投の疲れは隠せない。直球に本来の球威はなく、変化球の制球も甘かった。中盤、東洋大打線にとらえられ力尽きた。
 プロ野球巨人の原監督のおいとしても注目された3年生右腕。「体力に課題が残った。来年また戻ってきたい」と最終学年での雪辱を誓った。

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2010年6月13日のニュース