大竹 7四死球も粘って今季初勝利

[ 2010年6月13日 06:00 ]

<西・広>7回2死一塁、右越えに2ランを放った嶋(右)を出迎える大竹

 【広島6-2西武】広島の大竹が7四死球と制球に苦しみながら、6回5安打2失点で右肩痛から復帰2戦目の先発で今季初勝利。

 「粘るしかなかった。うれしいし、励みになる」と笑みをこぼした。序盤の制球難を4回からセットポジションに替えて修正。埼玉・浦和学院出で西武ドームに詰めかけた多くのファンの前での復活勝利に「毎年、西武ドームのカープファンの声援は凄い。それに何とか応えたいと思っていました」と感謝していた。

 ≪打線はチーム一丸≫広島の主砲栗原が故障離脱したなかで、2点を追う5回は下位打線からつながり、4本の単打で3点。7回は石原の7号ソロに嶋の3号2ランと、一発攻勢で豪快に得点を重ねた。5回に逆転2点左前打した東出は「1試合1試合一生懸命やるだけ」と栗原を心配しつつ、チーム一丸を強調。野村監督も「いないのは痛いけれど、きょうのような形で行けたらいい」と手応えを口にした。

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2010年6月13日のニュース