【大学ラグビー】惜敗天理大 トライ決めた藤原竜は輪島市の日本航空石川高出身「元気づけるためにも…」

[ 2024年1月3日 06:15 ]

ラグビー全国大学選手権準決勝   天理大12ー22帝京大 ( 2024年1月2日    国立競技場 )

<帝京大・天理大>帝京大に破れ、肩を落とす天理大フィフティーン(撮影・吉田 剛)
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 天理大が絶対王者を追い詰めた。

 「今年度のダントツ」と小松節夫監督が称する帝京大に対して、開始から2トライを許しながら、前半21分にプロップ松野が反撃のトライ。同35分には、WTB藤原竜がインゴールに飛び込んで一時は2点差とした。

 だが、後半は無得点。5大会前の準決勝では9連覇中だった帝京大を破っているが、再現はならず、「最後まで体を当てたんですけど…」と肩を落とした藤原竜。輪島市にある日本航空石川高の出身で、地震発生後には同市に残る友人らに連絡を取った。

 「“家はぐちゃぐちゃだけど大丈夫”という言葉を聞いて安心した。元気づけるためにも頑張ろうと思った」。健闘は及ばなかったが、その戦いぶりは見ている人に響いたはずだ。

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