産休明けの大坂なおみ 全豪PO前哨戦は2回戦敗退 元世界1位に屈する

[ 2024年1月3日 12:33 ]

テニス・ブリスベン国際第4日 ( 2024年1月3日    ブリスベン )

ショットをミスし苦笑いの大坂(AP)
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 女子シングルス2回戦で、産休から復帰明けで元世界ランキング1位の大坂なおみ(26=フリー)が、元世界1位で第16シードのカロリナ・プリスコバ(31=チェコ)に6―3、6―7、4―6で敗れた。

 第1セットは6―3で先取。第2セットはタイブレークの末に落として復帰後初めてセットを失った。最終セットは第3ゲームでブレークを許して屈した。16強入りを逃したが、大観衆の声援に笑顔で応じてコートを後にした。

 昨年7月に第一子となる女児シャイちゃんを出産し、今大会が約1年3カ月ぶりの復帰戦。1月1日の1回戦は世界84位のタマラ・コルパチュ(28=ドイツ)に6―3、7―6でストレート勝ちした。

 妊娠中はつわりに苦しんだ時期もあったが、ウオーキングや軽い負荷の筋力トレーニングを継続。コートでの練習は昨年10月初旬に再開し「今は娘のためにプレーしたいと思っている。もっと4大大会を勝ちたいし、パリ五輪にも出たい」と意欲を見せている。ブリスベン国際を経て、24年シーズンの4大大会初戦となる全豪オープン(来年1月14日開幕、メルボルン)に出場する予定だ。

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