住吉りをん「試合自体を楽しむことができた」GP初戦で3位表彰台　NHK杯で4回転再挑戦

フィギュアスケートGPシリーズ・フランス大会最終日 （ 2022年11月5日    アンジェ ）

女子フリー、演技する住吉りをん（ロイター）

　女子でSP5位の住吉りをん（オリエンタルバイオ・明大）がフリー3位の130・24点をマークし、合計194・34点で3位に入った。フリー、合計とも自己ベスト。シニア1年目のGPデビュー戦で表彰台にたどり着いた。

　冒頭の4回転トーループは転倒したが、その後は2回転半―3回転トーループや全て最高のレベル4でそろえたスピン、ステップなどでばん回。「ベストな演技ではなかったんですけど、試合自体を楽しむことができた。3位に入ることができてうれしい気持ちでいっぱい」と話した。

　次戦は第5戦NHK杯となる。突破口となる4回転トーループについては「半分くらいは綺麗に降りれる」と現状を語り、「シニア1年目の初めてのGPシリーズで表彰台に乗れて自信になった。NHK杯では4回転を着氷したいし、今回よりさらに良い演技したい」と決意を新たにした。