体操女子・宮田笙子、世界選手権初出場8位 跳馬で「ユルチェンコ2回ひねり」決めた

[ 2022年11月5日 04:20 ]

女子個人総合で8位入賞し、ガッツポーズの宮田笙子
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 体操の世界選手権第6日は英リバプールで女子個人総合決勝が行われ、初出場の宮田笙子(18=鯖江スクール)が4種目合計53・798点で8位入賞を果たした。山田千遥(19=朝日生命ク)は51・965点で14位。東京五輪銀メダリストのレベカ・アンドラデ(23=ブラジル)が56・899点で南米勢初の優勝を飾った。

 昨夏の東京五輪から世代交代した新生ニッポンの新エースが最高峰の舞台で堂々の演技を披露した。宮田は身長1メートル51と小柄だが、バネを生かしたダイナミックさが持ち味。

 最後の跳馬では「ユルチェンコ2回ひねり」を成功させて14・233点をマークした。「凄い選手との試合で8位に入れたことは大きな経験。表彰台に立つ立場になれるように頑張っていきたい」。3位との差は1・401点。2年後のパリ五輪までには、その差を埋めてみせる。

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