国学院大・前田監督、駒大の3冠阻止宣言!「何とか邪魔したい」全日本大学駅伝6日号砲

[ 2022年11月5日 14:52 ]

全日本大学駅伝の監督会見に出席した(右から)順大の長門俊介監督、国学院大の前田康弘監督
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 全日本大学駅伝(6日、名古屋市熱田神宮―三重県伊勢神宮=8区間106・8キロ)の監督会見が5日、名古屋市内で行われ、10月の出雲駅伝で2位に入った国学院大の前田康弘監督が、駒大の大会3連覇と駅伝3冠ストップを宣言した。

 出雲駅伝では2位に入るも、優勝した駒大に52秒離される独走を許した国学院大。前田監督は「目標は表彰台と学生が掲げている。ただ3位以内ではなく、優勝を考えていないわけではない」と控えめに語ったが、打倒・駒大に向けては「何とか邪魔したいではないが、3連覇と3冠を(阻止して)一矢報いたい」と話した。

 99年度に駒大の駅伝主将として箱根総合優勝を飾った前田監督にとって、駒大の大八木弘明監督は恩師。今大会に向けては「出雲は2位だったが、その時よりも段階を上げられた。私自身が楽しみ」と手応えは十分。対する大八木監督も「受けて立ちましょう」と返し、会見を盛り上げた。

 キーマンには7区を走る平林清澄(2年)を指名。「去年はそこで(駒大の)田沢くんの1分以上やられている。どこまで成長して戦えるか。最大のキーポイント」と発憤を期待。全日本は長距離区間の7、8区が勝負の鍵を握るだけに、捲土(けんど)重来のエースに打倒・駒大を託した。

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2022年11月5日のニュース