女子ゴルフプロテスト20人合格 2位・小暮、目標は「大学とプロを両立させたい」

[ 2022年11月5日 04:21 ]

女子ゴルフ 最終プロテスト 最終日 ( 2022年11月4日    茨城県 大洗GC=6543ヤード、パー72 )

ラウンドを終え笑顔を見せる小暮千広(右)(撮影・西尾 大助)
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 1打差を追いスタートした神谷そら(19=フリー)が68と伸ばし通算10アンダー、トップ通過した。愛知・栄徳高3年の藤井美羽(18)が3打差の4位で難関を突破。通算3オーバー、18位タイまでの20人が晴れて合格した。

 2位合格の小暮は日大の1年生で最終日はシャツ、帽子に日大マーク入りのウエアで出場。9番で木に当たった第2打がピン2メートルにつくラッキーもあり70をマークした。「昨夜は緊張で何度も目が覚めました」という。昨年のテストに失敗し「精神面でも強くなりたい」と進学し日本女子学生で優勝。今後は「できれば大学とプロを両立させたい」と、国内で実績を残し全米女子オープンの出場を目指す。

 ≪現役高校生の藤井 お小遣いに笑顔≫ただ一人現役高校生で合格の藤井は「実感が湧きません。朝から落ち着かず、一つでも伸ばしたいと思っていた」とうれしそう。12番で第2打を木に当てるダボで72にとどまったが、3日目までの貯金が生きた。今年は日本女子アマや日本女子オープンで予選落ちしていたが、将来は「みんなから応援されるプロになりたい」が目標。アンダーを出すと母からお小遣いをもらう約束をしていたといい、大好きなアニメ「ハイキュー!!」のキャラクターを求め「秋葉原、池袋に行きたい」と目を輝かせた。

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2022年11月5日のニュース