三浦佳生 代替出場も「頑張って準備してきました」同じ17歳マリニンには脱帽

[ 2022年10月7日 16:54 ]

曲かけ練習を行った三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの日本、欧州、北米による男女混合チーム対抗戦ジャパン・オープンの前日練習が7日、さいたまスーパーアリーナで行われた。男子で昨季の四大陸選手権銅メダルで今季シニア本格参戦の三浦佳生(20=オリエンタルバイオ・目黒日大高)は4回転ループを降りるなど感触を確かめた。

 鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)のケガによる代替出場。東京選手権の翌朝に電話がかかってきたといい、出場のオファーで一気に目が覚めたと笑う。鍵山からは「で出られなくて。無理だけはしないように。ケガされたら俺にまで責任が…」と連絡が来たと言い、「この一週間、早かった。頑張って準備してきました」と話した。

 同じ17歳のイリア・マリニン(米国)がアクセルを含む4回転全6種7本の構成でフリーを通す姿を見て、「訳わからなかったです」と脱帽で苦笑い。マリニン本人とも話し「初めて(4回転を)7個入れた」と聞き、「初めてで7個跳べるんだなと。格の違いを見せつけられました」と話す。「自分は自分のペースで上げていけたら。自分を試す形で、できることを精いっぱいやりたい」と切り替えた。

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2022年10月7日のニュース