卓球にトランプ…斬新な企画の数々は「若い親方衆がアイデア出してくれた」大盛況の大相撲ファン感謝祭

ファンとトランプを楽しむ隆の勝（撮影・前川　晋作）
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　大相撲ファン感謝祭が7日、東京・両国国技館で最終日を迎えた。ファンに向けた感謝祭は、「日本相撲協会設立80周年記念　大相撲ふれあい感謝祭」と題して開かれた05年以来17年ぶり。2日間の開催を終え、同イベントの実行委員長である事業部長の陸奥親方（元大関・霧島）が総括した。

　17年前の「ふれあい感謝祭」よりも力士たちと直接触れ合える体験型のイベントが満載。手押し相撲、卓球、トランプなどを力士たちと楽しむという斬新な企画の数々。「若い親方衆がいろいろなアイデアを出してくれた。お客さんへのサービス精神が凄い」と感心していた。

　2日ともあいにくの雨だったが、前日は5000人、この日は4000人が来場。「天気が良くないから心配したけど、たくさん来ていただいてホッとしています」と手応え十分のイベントになった。今後は「終わってから反省会して、（ファンクラブの）会員にこれから聞いて、また形を変えてやっていきたい」と未定ながらも継続的な開催に意欲を示した。