18年にボストン制した川内優輝 日本人初Vの田中茂樹さん追悼「謙虚な方」「御冥福をお祈りします」

[ 2022年10月7日 07:00 ]

川内優輝
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 1951年のボストン・マラソンで日本人初優勝を果たした田中茂樹(たなか・しげき)さんが4日に心不全などのため死去したことを受け、2018年大会を制した川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が先人を追悼した。

 川内は6日に自身のツイッターを更新。「コロナ禍前に開催されていた福岡国際マラソン後のパーティーにいつも他のレジェンド達と出席されていました」とし、「初めてお会いした際に『今の若い人は私のことなんて知らないよ』と言われ、『謙虚な方だな』と思った記憶が残っています。日本人初のBoston marathon優勝者の御冥福をお祈りします」とつづった。

 田中氏は20歳で挑んだボストン・マラソンを2時間27分45秒で優勝。被ばく経験はないが広島出身のため「原爆ボーイ」と注目された。箱根駅伝は2年で5区1位。引退後は、日本陸連理事などを歴任した。

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