連日のギネス記録誕生「同時に四股を踏んだ最多人数」力士、親方、ファン総勢400人で達成

[ 2022年10月7日 16:10 ]

同時に四股を踏む参加者、力士、親方ら400人(撮影・前川 晋作)
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 大相撲ファン感謝祭の最終日が7日、東京・両国国技館で開かれ、公式ファンクラブの会員ら多くの客が来場した。

 前日の「手形早押し」に続き、この日もギネス世界記録が認定された。「同時に四股を踏んだ最多人数」の記録を目指し、来場したファンに加え宮城野親方(元横綱・白鵬)ら8人の親方と十両以上の全関取も参加。相撲教習所で指導員を務める甲山親方(元幕内・大碇)の発声で全員が同時に四股を踏んだ。ギネス世界記録公式認定員の藤渕文香さんが見届け、紅白歌合戦の審査でおなじみの「日本野鳥の会」が人数をカウント。400人で認定された。

 参加した大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は「ファンの皆さんと一緒に作るギネス記録は新鮮で楽しかった」と振り返った。四股は「稽古場では鍛錬というイメージ。簡単そうに見えるけど一番キツい」とした上で「楽しく四股を踏んだのは初めての感覚」とイベントとして楽しんだ。

 2日間の感謝祭を通して「ここまで触れ合える機会はなかったのでうれしかった」とコメント。「平日の忙しい中、天気も悪い中たくさんの人が来てくれてうれしい。“応援してます”とか言葉をいただいてダイレクトに伝わるのは凄く励みになりました」。巡業とはまたひと味違ったファンとの交流を満喫した。

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2022年10月7日のニュース