女子バレー真鍋ジャパン プエルトリコにストレート勝利で8強進出に王手!エース古賀2戦ぶり出場で7得点

[ 2022年10月7日 22:35 ]

バレーボール女子世界選手権   日本3―0プエルトリコ ( 2022年10月7日    オランダ・ロッテルダムなど )

2次リーグのプエルトリコ戦で得点し、喜ぶ日本=ロッテルダム(共同)
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 2次リーグE組で世界ランク7位の日本は、同17位のプエルトリコに3―0でストレート勝利。1次リーグの成績が持ち越され通算6勝2敗とし、ベスト8進出に王手をかけた。

 第1セットは25―16で先取。第2セットも関がブロードを効果的に使いながら、井上や石川が躍動し25―19で連取した。第3セットはエースで主将の古賀が2戦ぶりに出場。一時リードを許すも19―19の場面で好守備から古賀が逆クロスに決め逆転。宮部愛の好サーブから古賀が連続得点するなど同点に再び追いつかれながらも終盤で振り切り25―21でストレート勝利を収めた。チームはレシーブでお見合いするなど連係面ではまだ課題を残したが、しっかり結果を出し8強に大きく前進した。

 試合後、3セット目から出場し7得点を挙げた古賀は「大事な試合だったので、試合前からストレートで勝ち切ろうとみんなで話していたので、ストレートで勝ち切れて良かった」とチーム一丸の戦いを振り返った。真鍋監督は勝負のオランダ戦に向けて「オランダは高さのあるチームですので、サーブで崩していく必要がある」と次戦への考えを示した。

 古賀は9月28日の中国戦で右足首を捻挫。4日のベルギー戦で復帰したが、5日のイタリア戦では出番がなかった。イタリアに1―3と敗戦後に「ブロックが注意。立ち上がりから団結していきたい」と話していた真鍋監督の言葉通り、立ち上がりから攻めの姿勢で団結しプエルトリコにストレートで勝利した。

 2次ラウンド最終戦となる世界ランク10位の地元オランダ戦は、9日に行われる。6月のネーションズリーグ予選では2―3と惜敗している相手にリベンジを狙う。

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