笹生 圧巻65で1差2位、2日間ノーボギー 最終日へ「緊張してます」

[ 2022年9月26日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー アーカンソー選手権第2日 ( 2022年9月24日    米アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC=6438ヤード、パー71 )

第2ラウンド、通算13アンダーで2位の笹生
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 首位から出た笹生優花(21=フリー)は6バーディー、ボギーなしの65で回り、通算13アンダーで首位と1打差の2位につけた。アプローチがさえ、2日間ボギーなしの圧巻の内容だった。89位から出た渋野日向子(23=サントリー)は通算2オーバーで予選落ち。アタヤ・ティティクル(19=タイ)が通算14アンダーで単独首位に立った。

 笹生はアプローチがさえ、V戦線に生き残った。3番で8メートルのロングパットを沈めて最初のバーディー。7番パー5では2打目がバンカーにつかまるが、そこから1・5メートルに寄せてバーディーを奪う。12番ではラフから30センチのスーパーショット。15番パー3では残り15ヤードからチップインバーディーと、スコアを伸ばした。

 12番は、爪先下がりの難しいライからだったが「良いバウンドをしてくれたのでラッキーでした」と運も味方につけた。2日間ボギーなし。記憶にあるかと聞かれ「うふふ…ない、あんまり覚えていない」と笑った。首位と1打差で迎える最終日。「優勝争いをしているか、していないかは別にして、緊張はしてます」と話した。

 《渋野は予選落ち「内容ない感じ」》渋野はスコアを2つ落とし、今季8度目の予選落ち。「1Wは凄く良かった。ティーショットは苦にならなかった。あとは5メートルくらいのパットが入ってくれたら、という中でなかなか入ってくれなくて。本当に情けないラウンドだった」。フェアウエーキープ率100%だったこの日もパットには苦しみ「あまり内容のない感じだった。(次週へ)しっかり切り替えて頑張ります」と話すしかなかった。

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