八角理事長　あいさつで異例言及、横綱＆大関陣不振「大変遺憾」

大相撲秋場所千秋楽 （ 2022年9月25日    両国国技館 ）

協会あいさつを行う八角理事長（前列中央）ら（撮影・久冨木　修）
Photo By スポニチ

　日本相撲協会の八角理事長（元横綱・北勝海）は千秋楽恒例の協会あいさつで「横綱の休場、上位陣の成績不振は大変遺憾」と言及した。横綱、大関陣の不振にまで踏み込むことは異例だ。

　1横綱3大関は6、9日目にそろって敗れ、全員出場した横綱、大関による1場所2度の総崩れは昭和以降初と不名誉な記録。横綱・照ノ富士は10日目から休場し、大関陣は正代と御嶽海がともに4勝11敗で、御嶽海は関脇転落が決まった。また、今場所はコロナ関連での力士の休場がなかったことには「ホッとしています」と振り返った。