池江璃花子、リレーで優勝 東京都大会記録更新 100メートル自由形は0秒04届かず2位

[ 2022年9月19日 04:22 ]

池江璃花子
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 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」で競泳第2日が日環アリーナ栃木で行われ、東京都代表として4年ぶりに出場した池江璃花子(22=ルネサンス)は、今大会唯一の個人種目だった成年女子100メートル自由形で2位だった。同200メートルリレーでは手応えあるタイムで、優勝に貢献した。成年男子100メートル平泳ぎは花車優(22=キッコーマン)が59秒71の自己ベストで優勝した。

 自ら「お祭り」と表現した4年ぶりの国体で、確かな手応えをつかんだ。100メートル自由形決勝は前半7番手の折り返しから猛然と追い上げるも0秒04届かず。約2時間半後に行われたリレーではアンカーを任され、引き継ぎで24秒48を出して東京都の優勝に貢献。狙っていた大会記録も更新し「ずっと24秒台前半を目指し、出ていないタイムだった。復帰後、五輪を決めたりうれしいことはあったが、それ並みに、うれしい」と喜んだ。

 2週間前にインカレを終えたばかり。今大会に照準を合わせず、気持ちも乗らなかった個人種目は決勝が1レーンとなり、「周りが見えなさすぎて、自分のレースができなかった」と発見もあった。全ては2年後のため。少しずつ、完全復活に近づく。

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