ドルフィンズが21点差を逆転 QBタンゴバイローアが圧巻の6TD 第4Qには4TD

[ 2022年9月19日 09:48 ]

試合後に健闘を称え合うドルフィンズのタンゴバイロア(右)とレイブンズのジャクソン両QB(AP)
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 NFLドルフィンズは18日、敵地ボルティモア(メリーランド州)でレイブンズを42―38(前半7―28)で下して4年ぶりの開幕連勝。前半と第3Q終了時点で21点をリードされながら、第4QにQBテュア・タゴヴァイロア(24)がWRタイリーク・ヒル(25=昨季までチーフス)に48ヤードと60ヤードのTDパスを通すなど、このクオーター(28―3)だけで4TDをマークして試合をひっくり返した。

 2020年のドラフト全体5番目指名で3シーズン目を迎えているタンゴバイローアは50回中36回のパスを成功させて469ヤードと6TD。35―38だった第4Qの残り14秒にはWRジェイレン・ワドル(23)に7ヤードのパスを通し、これが決勝点となった。

 400ヤード以上は自身初めてで、1試合6TDパスはボブ・グリーシーとダン・マリーノに並ぶチーム記録。エール大で歴史学の学士号を取得しているマイク・マクダニエル新監督(35)は就任から2戦2勝となった。

 レイブンズは1勝1敗。RBラマー・ジャクソン(25)はパスで318ヤードと3TD、ランで119ヤードと1TDをマークし、史上初めて75ヤード以上のパスとランによるTDを同一試合で記録した選手になったが、最後はドルフィンズの圧力に屈する形となった。

 ドルフィンズは過去2シーズン連続で勝ち越してはいるものの、5シーズン連続でプレーオフには進出しておらず、ポストシーズンで最後に勝利を挙げたのは2000年シーズンのワイルドカード(コルツに23―17)。しかし今季は久々に光が差し込むシーズン序盤となっている。

 <第2週の結果>
 ▼15日
チーフス(2勝)27―24チャージャーズ(1勝1敗)
 ▼18日
ジェッツ(1勝1敗)31―30*ブラウンズ(1勝1敗)
*ライオンズ(1勝1敗)36―27コマンダーズ(1勝1敗)
バッカニアーズ(2勝)20―10*セインツ(1勝1敗)
*ジャイアンツ(2勝)18―16パンサーズ(2敗)
ペイトリオッツ(1勝1敗)17―14*スティーラーズ(1勝1敗)
*ジャガーズ(1勝1敗)24―0コルツ(1分け1敗)
ドルフィンズ(2勝)42―38*レイブンズ(1勝1敗)
*ラムズ(1勝1敗)31―27ファルコンズ(2敗)
*49ers(1勝1敗)27―7シーホークス(1勝1敗)
*カウボーイズ(1勝1敗)20―17ベンガルズ(2敗)
*ブロンコス(1勝1敗)16―9テキサンズ(1分け1敗)
*カージナルス(1勝1敗)29―23(延長)レイダース(2敗)
*パッカーズ―ベアーズ(試合中)
 ▼19日
*ビルズ―タイタンズ
*イーグルス―バイキングス
 *はホームチーム 日付は現地時間 

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