大坂なおみ 20日の1回戦を前に会見 前回王者は「妙な感じ」「ケガはよくなっている」東レPPO

[ 2022年9月19日 12:33 ]

女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン ( 2022年9月19日    有明テニスの森公園 )

<東レパンパシフィックオープンテニストーナメント>練習でフォアハンドのショットを放つ大坂なおみ(撮影・木村 揚輔)
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 新型コロナウイルスの影響で3年ぶり開催となった大会が開幕した。前回19年大会覇者で世界ランキング48位の大坂なおみ(24=フリー)が20日の1回戦で世界55位のダリア・サビル(28=オーストラリア)と対戦する。この日は本番会場で会見に臨み「ここに戻って来られたことをうれしく思う。2019年が最後だったのでディフェンディングチャンピオンと言われるのは妙な感じがする。もちろん優勝したいが、1戦ずつ確実に戦いたい」と語った。

 今夏のハードコートシーズンは4大会に出場して、1勝4敗と絶不調。11日に閉幕した今季4大大会最終戦の全米オープンも1回戦敗退した。前哨戦で痛めた腰に違和感を抱えていたが「ケガはよくなっている。今年は下り坂が多かったが、今この状態にあるのはうれしこと」と調子が上向いていることを強調した。

 会見前の午前9時30分ごろからは約1時間の調整練習を行った。ウオーミングアップでは笑顔でアメフトのボールを使ったキャッチボールを行うなどリラックスムード。30度近い気温の中、リターンの感覚を入念に確認した。東レ・パンパシフィック・オープンの本戦出場は今回が6回目。過去5回の出場で1回戦を突破した3大会は全て決勝に駒を進めており、初戦で波に乗れるかが連覇へのカギを握りそうだ。

 ◆東レ・パンパシフィック・オープンはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでライブ配信される。

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