朝乃山5連勝で館内から大きな拍手 連日の速攻わずか3秒 関取復帰へあと2勝

[ 2022年9月19日 14:55 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2022年9月19日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所9日目>湘南乃海(右)を寄り切りで破った朝乃山(撮影・木村 揚輔)  
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 元大関の幕下・朝乃山(28=高砂部屋)が湘南乃海(24=高田川部屋)を寄り切って5連勝とした。

 復帰後初めて十両土俵入り後の「幕下上位5番」に登場。この日は祝日で客の入りが早かったこともあり、土俵に上がると一段と大きな拍手が起きた。相手は西幕下5枚目で新十両を狙う湘南乃海。朝乃山にとっては復帰後初めて自身よりも身長体重ともに大きな相手との対戦だった。

 朝乃山の右差しを嫌って立ち合い右に動いてきた相手に対し、左を深く差して右も浅くのぞかせながら一気に前に出て最後は倒れ込みながら向正面に寄り切り。連日3秒以内の速攻で勝負を決め、力の違いを見せつけた。

 4勝目を挙げた7日目には勝ち越しを「通過点」と表現していた元大関。来場所の関取復帰が確実となる7戦全勝まであと2つとし、関取復帰が見えてきたことを印象づけた。

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2022年9月19日のニュース