WNBAファイナルでラスベガス・エーシズが初優勝 ハモン監督は就任1年目でリーグ制覇を達成

[ 2022年9月19日 08:38 ]

優勝トロフィーを掲げるエーシズのウィルソン(AP)
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 米女子プロバスケットボール、WNBAのファイナル第4戦(5試合制)が18日にコネティカット州アンキャスビルで行われ、第1シードのラスベガス・エーシズ(ACES)が78―71(前半30―28)で第3シードで地元のコネティカット・サンを下して3勝1敗。1997年にユタ・スターズとして誕生した同チームは、サンアントニオ・シルバースターズ時代を含め(2018年にラスベガスに移転して改称)、3度目のファイナル出場で初優勝を飾った。またネバダ州ラスベガスに本拠を置いているプロチームとしては男女含めてこれが初めての戴冠となった。

 NBAスパーズの前アシスタントコーチ、ベッキー・ハモン監督(45)は就任1年目でリーグ制覇を達成。この日20得点、6アシストを記録し、4試合で18・3得点、6・0アシスト、3点シュートの成功率45・0%をマークしたガード、チェルシー・グレイ(29=180センチ)がMVPに輝いた。

 グレイとともに東京五輪の米国代表として金メダル獲得に貢献し、シーズンMVPと最優秀ディフェンス賞に輝いていたフォワードのエイジャ・ウィルソン(25=193センチ)は11得点、14リバウンド、2ブロックショット。4度目のファイナル進出で初優勝を狙っていたサンは善戦したものの最後に突き放された。

 なおエーシズはレギュラーシーズンでは26勝10敗だったが、町田瑠唯(29)が所属していたワシントン・ミスティックには0勝3敗だった。

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