2メートルの長身・北青鵬が“規格外”の相撲で十両勝ち越し第1号 肩越しの上手に自信

[ 2022年9月19日 16:23 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2022年9月19日    両国国技館 )

千代栄(左)を寄り切りで下す北青鵬(撮影・久冨木 修)
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 十両で単独首位の北青鵬(20=宮城野部屋)が千代栄(32=九重部屋)を寄り切って1敗を守り、十両第1号となる勝ち越しを決めた。

 突き放しからのハズ押しで攻めてくる千代栄に対し、上から肩越しの右上手に手をかけると強引に振り回して左を差し、最後は胸を合わせて寄り切り。2メートルの長身を生かした“規格外”の取り口で星を伸ばした。

 「まわしが取れたので、あとはじわじわ前に出るだけ」と上手に絶対的な自信を持つ。「勝った相撲は全部まわしを取れているので、その相撲であと6番も勝っていけたらなと思います」。宮城野親方(元横綱・白鵬)が師匠になって初めての場所で十両優勝を目指していく。

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