北勝富士が9連勝! 1横綱3大関が総崩れ…正代はまさかの8連敗で負け越し決定

[ 2022年9月19日 17:59 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2022年9月19日    両国国技館 )

<秋場所9日目>若元春(左)を押し倒しで破る北勝富士(撮影・久冨木 修)
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 大相撲秋場所は19日、東京・両国国技館で9日目の取組が行われ、横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は西前頭四枚目・高安(32=田子ノ浦部屋)に46場所ぶりの金星を献上した。3大関もそろって敗れ、6日目に続いて1横綱3大関が総崩れとなる波乱。西前頭八枚目の北勝富士(30=八角部屋)は無傷の9連勝で単独首位を守った。

 結びの一番、照ノ富士は膝を痛めている中で高安に押し出しで敗れ4敗目。高安は麒麟児に次いで2番目に間隔の空いた金星となった。

 3大関もそろって黒星。貴景勝は小結・霧馬山に寄り倒され3敗目。貴景勝が敗れたことで、三役以上で2敗以内の力士がいなくなった。勝った霧馬山は今場所3大関を撃破した。カド番・御嶽海は関脇・大栄翔に突き出しで敗れ4連敗。正代は平幕・宇良に引き落としで敗れ、8連敗で負け越し。11月の九州場所で5度目のカド番が決まった。

 4場所連続関脇の若隆景が平幕・錦木に寄り切りで完勝。3連敗の後、6連勝と調子を上げている。

 ただ一人全勝の北勝富士は平幕・若元春を押し倒して連勝を9に伸ばした。北勝富士を1敗で追う玉鷲は、平幕・明生を寄り倒しで下し勝ち越し。歴代単独3位となる通算1457回連続出場を白星で飾った。

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