渋野、1差4位浮上 「全体的にショットが凄く安定」パーオン率77・78%

[ 2022年9月19日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー ポートランド・クラシック第3日 ( 2022年9月17日    米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6467ヤード、パー72 )

第3ラウンド、9番でバーディーを決め、笑顔を見せる渋野日向子
Photo By 共同

 13位から出た渋野日向子(23=サントリー)が7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算12アンダーで首位と1打差の4位に浮上した。19年のAIG全英女子オープンに続く、米ツアー通算2勝目を目指す。4位で出た古江彩佳(22=富士通)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算13アンダーでアンドレア・リー(24=米国)、リリア・ブ(24=米国)と並ぶ首位に立った。

 3メートルを沈めて最終18番をバーディーで締めた渋野は、ギャラリーからの歓声に満面の笑みで応えた。ムービングデーに66をマークして首位と1打差まで接近。「今日は全体的にショットが凄く安定していた。3日間の中で一番良かった」とうなずいた。

 13位から出て1番でボギーが先行。ただ、これがこの日唯一のボギーとなる。3番パー4で第2打を1・5メートルにつけてバーディーを取り返すと、5番からは3連続バーディーを奪う。パーオン率は3日間でベストの77・78%。特にウエッジショットが好調で「距離感が合ってきた。だからこそ、チャンスにつく回数が多い」と、納得の内容となった。

 8月のAIG全英女子オープンで3位に入ったが、直近2試合は予選落ちを喫している。「予選落ちが続いているので、ここでしっかり変えたい」と挑んだ一戦だった。3年ぶりの米ツアーでの優勝へ、「自分のできるゴルフをやるだけ。悔いの残らないよう頑張りたい」と気合十分に言った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月19日のニュース