【世界陸上】男子100mは空前のハイレベル、予選から9秒79筆頭に9秒台7人 サニブラウンも9秒98

[ 2022年7月16日 12:07 ]

陸上・世界選手権第1日 ( 2022年7月15日    米オレゴン州ユージン )

男子100メートル予選で9秒98をマークしたサニブラウン(左から2人目)(ロイター)

 第1日の15日(日本時間16日)に行われた男子100メートル予選で、9秒97の自己ベストを持つサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は9秒98(向かい風0・3メートル)で予選7組1位となり、16日(同17日)の準決勝に駒を進めた。坂井隆一郎(大阪ガス)も10秒12で予選を突破した。

 予選から空前のハイレベルとなった。トップタイムをマークしたのは、2組のカーリー(米国)でいきなり9秒79(追い風0・1メートル)。3組のブロメル(米国)も9秒89(追い風0・6メートル)、他に4人が10秒を切り、予選から7人が9秒台に突入した。

 3組で争う準決勝は、各組2位以内とタイム上位2人が決勝に進出。世界大会では1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳、世界選手権では史上初となる日本勢のファイナリストを目指し、サニブラウン、坂井が準決勝に臨む。

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2022年7月16日のニュース