リーグワン1部から「NTT」消えた…浦安敗れ降格 ゲーム主将の金正奎「非常に残念」

[ 2022年5月29日 05:30 ]

ラグビーリーグワン1、2部入れ替え戦第2戦   浦安19-33相模原 ( 2022年5月28日    花園ラグビー場 )

<相模原・浦安>2部降格が決まり、試合後にうなだれる浦安の選手たち
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 来季から「NTT」を母体とするチームが、1部から消える。浦安が2部3位の相模原に下克上を食らった。試合後、涙が止まらなかったゲーム主将のフランカー金正奎は「結果は非常に残念。今の率直な気持ちはそれだけ」と絞り出した。

 元オーストラリア代表CTBフォラウ、元スコットランド代表SHレイドローら大物選手を抱え、充実した練習環境も誇る浦安。だが、リーグ戦は4勝12敗で入れ替え戦へ。この日は自分たちのミスから流れを失った。

 シーズン途中の3月に大阪(旧NTTドコモ)とのチーム再編が決定。来季、強化が集約され1部で優勝を目指すはずだった構想は、完全に崩れた。来季は大阪を率いた元南アフリカ代表のヨハン・アッカーマン・ヘッドコーチと下沖正博GMが加わる見込みで、新体制で再出発する。

 《相模原、連勝で下克上昇格!!奈良が流れ引き寄せた》相模原は2連勝で1部昇格を決めた。前半10分に先制トライを奪われるも、その後に3連続トライで逆転に成功。後半は劣勢の時間帯を耐え、26分にCTB奈良がパスカットから独走トライを決めて流れを引き寄せた。今季最大の目標を達成した中で「次は(1部で)勝ち続けることにフォーカスしたい」とゲーム主将のフッカー安江。試合後にはクーパー・ヘッドコーチが今季限りで退任することを自ら明かした。

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