スポーツクライミング楢崎智亜が新型コロナ感染　「思い通りにいかず、とても苦しい」も「今は回復に専念」

楢崎智亜公式インスタグラム（＠tomoa_narasaki）より

　スポーツクライミング男子の楢崎智亜（25＝TEAM　au）が29日までに自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスに感染したことを報告した。

　「先週末行われたWORLDCUPソルトレイク大会は7位でした。予選は思い通りのパフォーマンスが出来て1位通過することができましたが、準決勝では頭も身体もうまく動かず自分の登りをする事が全くできませんでした。4年ぶりに表彰台を逃してしまい残念です」と書き出すと、「今週こそはと思っていた矢先に新型コロナウイルス陽性になってしまいました」と報告した。

　楢崎は27日開幕のW杯ソルトレークシティー大会は欠場しており、「全く思い通りにいかず、とても苦しいです」ともつづると、「まだ熱が下がらず日本にいつ帰国出来るかわかりませんが、今は回復に専念し、次のイタリアのワールドカップに出れることを祈ります。いち早く応援してくれている方々にクライミングしている姿をお見せしたいです」と続く大会での復帰に意欲。「選手のみなさん　僕の分もWORLDCUP楽しんでください。そして、現地で迅速な対応をしてくれている監督、本当にありがとうございます」とエールと感謝を述べた。

　楢崎は2021年12月25日に昨夏の東京五輪スポーツクライミング女子複合銅メダリストの野口啓代さんとの結婚を発表していた。