埼玉・ライリーが右手一本で貴重なトライ「周りのおかげ」 ラグビーリーグワン決勝

[ 2022年5月29日 23:11 ]

ラグビーリーグワン プレーオフ決勝   埼玉18―12東京SG ( 2022年5月29日    東京・国立競技場 )

<リーグ1決勝 東京SG・埼玉>後半33分、トライを決める埼玉・ライリー (撮影・白鳥 佳樹)
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 リーグ初の国立競技場開催となった大一番は、埼玉(旧パナソニック)が18―12で東京SG(旧サントリー)を下し、記念すべきリーグ初代王者に輝いた。貴重なチーム2トライ目を奪ったCTBディラン・ライリーは「本当にタフな試合だった。最後まで大事にプレーすることができた」と振り返った。

 リーグの初代トライ王にプレーオフ初のトライが生まれたのは後半33分。敵陣ラインアウトから左右に振って徐々に前進すると、SO山沢拓也からのパスを受け取ったライリーは右隅へ突進。最後はタックルを浴びながらも、1回転した後に右手一本でハンドリングしながらインゴールへタッチダウン。「トライは周りに助けられたおかげ。何とかトライを取れて良かった。ゴールラインが近いと認識していたので、ディフェンスラインを突破したら手を伸ばした」と話した。

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2022年5月29日のニュース