【ラグビー】埼玉・堀江翔太 リーグワン初代王者狙い「泥臭くプレーする」 日本代表復帰は「光栄」

[ 2022年5月13日 19:18 ]

小雨が降る中、練習で汗を流した堀江  
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 ラグビーリーグワンで初代王者を狙う埼玉(旧パナソニック)のフッカー堀江翔太(36)が13日、練習後にオンラインで取材に応じた。9日には日本代表候補が発表され、自身は19年ワールドカップ(W杯)日本大会以来、約3年ぶりに復帰。日の丸への思いを語りつつ、22日から始まるプレーオフ(PO)へ視線を向けた。

 小雨が降る中、トレードマークのドレッドヘアを揺らしていた。チームはこの日、熊谷の練習施設でセットプレーなどを確認。堀江は全体練習後も居残りでラインアウトのスローイングを黙々とこなしていた。「順調に1試合ずつ勝ってきた。このまま、(チームとしてさらに)良い変化をしていきたい」と追い求めている。

 W杯3大会連続出場で、日本代表通算66キャップを誇るベテランフッカー。日本代表候補に選出され「選ばれることは光栄。試合じゃなくて、練習でも代表に貢献できるような行動や言動をしていきたい」。若手へ経験を伝える役割も期待されるが「まずは自分のプレーで見せられるようにしたい」とも語った。

 トップリーグを刷新して今年からスタートした新リーグも、今季のクライマックスに突入する。チームは新型コロナウイルスの影響で、開幕節から2戦連続不戦敗だったが、その後は14連勝でレギュラーシーズン2位。22日のプレーオフ準決勝では、最終節で対戦した同3位の東京ベイ(旧クボタ)戦(秩父宮)に挑む。堀江は「自分たちが積み上げてきたものを出せば、チャンスは来る。泥臭いプレーが必要なら泥臭くプレーする」と見据えた。

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2022年5月13日のニュース