北京パラアルペンスキーで金3個 村岡 夏冬二刀流、決意の挑戦明かす

[ 2022年5月13日 05:05 ]

第63回スポーツニッポンフォーラム「パラリンピックの興奮をプレーバック」をテーマにトークする村岡(撮影・藤山 由理)
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 スポーツ振興支援と国民の体力づくりを考える異業種交流勉強会「第63回スポーツニッポンフォーラム」が12日、東京都千代田区のKKRホテル東京で行われ、約100人が出席した。

 シンポジウムは2部制で実施。第1部は「パラリンピックの興奮をプレーバック」~メダリストに聞く快挙の舞台裏~をテーマに、今年の北京冬季パラリンピックのアルペンスキーで金メダル3個を獲得した村岡桃佳(25=トヨタ自動車)を迎え、フリーアナウンサーの久下真以子(36)の司会で進行した。

 村岡は1年延期となった東京パラリンピックの陸上競技にも出場。北京までの準備期間が半年程度となったが「陸上を続けることでメダルを獲れなくてもいいと思った」と決意の二刀流挑戦だったことなどを明かした。

 第2部のテーマは「海の向こうもエキサイティング!」~今年のメジャーリーグはここに注目~。パネリストは、ともに日米でプレーした野球解説者の五十嵐亮太氏(42)、岩隈久志氏(41)、司会進行はスポーツコメンテーターの谷口廣明氏(49)が務めた。

 エンゼルス・大谷翔平投手に関する意見交換では、五十嵐氏が「真っすぐの威力は去年よりある。スイングの強さも上がっている。ボールに角度がつけば本塁打が増える」と評価した。岩隈氏はカブス・鈴木誠也外野手の活躍について「振っているからこそ甘い変化球にも対応できている」と分析していた。

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