サンズ対マーベリクスは最終第7戦へ マーベリクスが崖っ縁で踏ん張る ドンチッチ33得点

[ 2022年5月13日 13:11 ]

サンズのエイトンをかわしてレイアップに持ち込むマーベリクスのドンチッチ(AP)
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 リーグ最高勝率(・780)を挙げて西地区第1シードとなっていたサンズ(64勝18敗)は12日、敵地ダラス(テキサス州)で第4シードのマーベリクス(53勝20敗)に86―113(前半45―60)で敗れて3勝3敗。西地区準決勝シリーズのこのカードの勝負は、14日にサンズの地元フェニックス(アリゾナ州)で行われる第7戦に持ち込まれた。

 今ポストシーズンで最終戦決着となるのは全カードの中で初めて。サンズはマーベリクスに対して2020年1月28日以来、レギュラーシーズンで9連勝を飾り、このシリーズでの最初の2試合も勝って11連勝としていたが、その後の4試合では3敗目となった。

 サンズではセンターのディアンドレ・エイトン(23)が21得点と11リバウンドを挙げたものの、第5戦まで平均26・8得点をマークしていたデビン・ブッカー(25)は放った4本の3点シュートをすべて失敗して19得点どまり。クリス・ポール(37)も13得点で、チームのターンオーバー22回(29失点)のうちこの2人だけで13回(ブッカー8回、ポール5回)を数えた。

 マーベリクスではルカ・ドンチッチ(23)が33得点、11リバウンド、8アシスト、4スティールをマーク。5本の3点シュートを決めたレジー・ブロック(31)も19得点を稼ぎ、サンズとは対照的にターンオーバーは7回と少なかった。

 なお7試合制のプレーオフで最終戦を経験するのはサンズが10回目でマーベリクスは8回目。最終戦に勝ったケースはサンズが過去9回中4回、マーベリクスは7回中3回となっている。

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