夏場所“波乱の初日”横綱と2大関が敗れる 照ノ富士、正代、貴景勝が黒星発進

[ 2022年5月8日 18:04 ]

大相撲夏場所初日 ( 2022年5月8日    東京・両国国技館 )

<夏場所初日>大栄翔に(右)に押し出しで敗れる照ノ富士(撮影・久冨木 修) 
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 大相撲は8日、夏場所初日を迎え、左膝などのケガで春場所を途中休場した横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が小結・大栄翔に敗れ黒星発進。大関勢は御嶽海が勝利するも、正代と貴景勝の2人も敗れる“波乱の初日”となった。また、2場所連続優勝を狙う関脇・若隆景は白星発進を飾った。

 初日から先場所敗れた“難敵”との対戦となった照ノ富士は、あっさりと押し出され黒星発進。あす2日目は1敗の高安と対戦する。前日には伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)が出場を決めた横綱の状態について「先場所前よりは良い。自分から出稽古(合同稽古)に行くぐらいだから気合が入っている」と評価していたが、今後に不安の残る結果となった。

 大関2場所目となる御嶽海は平幕・高安を押し出しで下し白星発進。先場所カド番脱出の正代は平幕・霧馬山に寄り切られ完敗。貴景勝も平幕・琴ノ若に押し出しで敗れ、大関2人も初日から土がついた。

 また、春場所を制した若隆景は平幕・北勝富士を寄り切って白星発進。同じ関脇の阿炎は平幕・玉鷲に突き出しで敗れた。

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