花園の1部昇格決定 ラグビーリーグワン2部順位決定戦

[ 2022年5月8日 13:54 ]

ラグビーリーグワン2部1~3位順位決定戦最終節   花園34―22相模原 ( 2022年5月8日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<相模原・花園>前半終了間際、花園・ワクァ(中央)がトライ(撮影・篠原岳夫)
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 花園(旧近鉄)が相模原(旧三菱重工相模原)に34―22で勝利。同順位戦を2戦2勝、勝ち点9の1位で終え、今季の特別規定により自動で来季の1部昇格を決めた。

 近鉄は前半5分、ゴール前のラインアウトからロックのワクァが先制トライ。同11、20分にはWTB片岡が、前半終了間際には再びワクァがトライを挙げ、27―15とリードして折り返した。後半は一転追い上げを受けて5点差に詰め寄られたが、同28分に日本代表のCTBフィフィタの突破でゴールへ迫り、最後はオーストラリア代表SOクーパーがトライ。レギュラーシーズンでは2戦2敗だった相模原を下し、歓喜の瞬間を迎えた。

 花園は近鉄時代の1966、67、74年度と3度の日本選手権優勝を誇る名門。リーグワン前身のトップリーグ(TL)でも2003年の創設シーズンから参戦したが、2季連続で2桁順位が続き降格。前シーズンまで3季もTLの2部に当たるトップチャレンジリーグに参戦し、リーグワン初年度の今季も2部スタートとなっていた。

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2022年5月8日のニュース