宇野昌磨「ここで終わりにしたくない気持ちがある」 世界選手権悲願Vもさらなる成長誓う

[ 2022年5月8日 16:53 ]

「コラントッテ TAO ネックレス スリム ARAN mini【SHOMA2022】」の発売を記念したイベントに出席し、愛犬エマちゃんを抱く宇野昌磨
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 フィギュアスケート五輪2大会連続メダリストで3月の世界選手権王者の宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が8日、名古屋市内で開催された「コラントッテ TAO ネックレス スリム ARAN mini【SHOMA2022】」の発売を記念したスペシャルイベントに出席した。

 宇野オリジナルモデルは毎年発売しているが、今年は北京五輪で銅メダルを獲得したことで注目度も高く、発売後即完売となった。カラーはゴールド×グリーンラメ。世界一獲得という願いを込めたゴールドと成長を意味するグリーンを採用。3月の世界選手権では見事、初優勝を飾ったが、北京五輪金メダルのネーサン・チェン(米国)が出場していなかったこともあり、宇野自身は満足はしていない。「周りの方が喜んでくれたことはうれしく思うけど、ここで終わりにしたくない気持ちがある。もっと成長して、もっと必然として世界のトップに立てるように頑張る」と意気込みを語った。

 先月29日から今月5日まで行われたプリンスアイスワールド」横浜公演では来季のショートプログラム(SP)「Gravity(グラビティ)」を初披露。「プログラムに好きとか嫌いはないけど、今回は珍しく気に入っている」とし、「自分っぽさが少ないのがうれしかった。数年前の自分にはできなかった表現が成長しているのが実感できた」と理由を説明。ルール変更が検討されていることも踏まえて、来季のテーマを「自分+適応」とし、さらなる成長を誓う。今月中にもエキシビション、フリーの振り付けも行う予定で、フリーについては「どのショーかは分からないけど、シーズンオフのどこかで発表しようと考えています」と明かした。

 この日のイベントには“スペシャルゲスト”として愛犬エマちゃんも登場。リンクとは違った素顔を披露し、抽選に当選した約100人の観客、そして特別サイトでのライブ配信を視聴したファンを喜ばせた。

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