町田　新天地デビュー戦で2得点　WNBAミスティックス勝利に貢献

リンクスとのオープン戦でドリブルするミスティックスの町田＝ワシントン（NBAE提供）
Photo By ゲッティ＝共同

　米女子プロバスケットボールWNBAのミスティックスの町田瑠唯（29）は27日、本拠地ワシントンでリンクスとのオープン戦に初出場して18分42秒のプレーで2得点、2アシストをマークし、78―66の勝利に貢献した。町田は「緊張した。（試合に）こんなに出るとは思わなかった」とほほ笑んだ。

　出番は第1クオーター残り5分45秒で回ってきた。長身選手がそろう相手に臆せず攻め、初得点は鋭い突破から鮮やかなレイアップで決めた。広角にパスをさばき、大黒柱デレドンらのシュート機会を何度も演出した。

　26日に練習に合流したばかりで、周囲との連係不足などからターンオーバーを3つ犯した。東京五輪で1試合の最多記録を樹立したアシストを増やすには、もう少し時間を要しそう。「チームメートの特徴をしっかり理解しないと駄目だと思った」と課題も口にした。