パリ五輪の新星15歳・成田実生が女子400メートル個人メドレー3位 谷川亜華葉が貫禄の優勝

[ 2022年4月29日 17:46 ]

競泳日本選手権第2日 ( 2022年4月29日    横浜国際プール )

女子400メートル個人メドレーで4位に終わった成田実生
Photo By 代表撮影

 アジア大会(9月、中国・杭州)の代表選考会を兼ねて行われ、女子400メートル個人メドレーは成田実生(15=金町SC)が4分40秒83で3位。4分46秒28の全体4位で通過した予選から大幅にタイムを上げたが自己ベストには届かなかった。東京五輪の日本代表・谷川亜華葉が序盤からレースを引っ張り4分38秒14で貫禄の優勝を決めた。

 成田は3月の国際大会代表選考会で東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)に先着。4分36秒71の世界ジュニア記録を樹立して2位に入り、アジア大会の代表権を得た。その翌日にカナダの15歳マッキントッシュが4分29秒台を記録。わずか1日後に自身の世界ジュニア記録を7秒以上も塗り替えられたが「追いつけるように頑張る」と逆に闘志をかき立てられた。今春から池江璃花子(21=ルネサンス)も通った東京・豊島区の淑徳巣鴨高に進学。競技に集中できる環境を整え、24年パリ五輪を目指している。

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2022年4月29日のニュース