【東京マラソン・MGC出場権獲得者全11選手】男子8選手、女子3選手がパリ五輪代表選考レースへ

[ 2022年3月6日 14:17 ]

東京マラソン ( 2022年3月6日    東京都庁~東京駅前 42・195キロ )

東京マラソン2021。20キロ付近を通過する鈴木健吾(左
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 東京マラソンが6日、東京都庁前スタート、東京駅前ゴールの42・195キロで2年ぶりに開催され、男子では、エリウド・キプチョゲ(37=ケニア)が自らが持つ世界記録に迫る2時間02分40秒で優勝した。2017年東京のウィルソン・キプサング(ケニア)が出した2時間3分58秒を上回る日本国内最高記録となった。鈴木健吾(26=富士通)は自らが持つ日本記録に迫る日本歴代2位の2時間05分28秒で日本人トップの4位でゴールした。

 女子では、世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(28=ケニア)が2時間16分02秒の好記録で優勝した。東京五輪女子マラソン8位入賞の一山麻緒(24=ワコール)が2時間21分02秒の好記録で日本人トップの6位、東京五輪1万メートル代表で、13年ぶりのマラソンとなった新谷仁美(34=積水化学)が2時間21分17秒で日本人2位の7位に入った。

 この結果、男子は、鈴木健吾(26=富士通)ら日本人選手の上位6人と18位の定方俊樹(30=三菱重工)、25位の田口雅也(29=ホンダ)の8人、女子は一山麻緒(24=ワコール)ら日本人選手の上位3人が、24年パリ五輪の出場権を争う来年秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を手にした。

 MGC出場権獲得者は以下の通り。

【男子】
(4)鈴木健吾(26=富士通)2時間05分28秒
(7)其田健也(28=JR東日本)2時間07分23秒
(8)湯沢舜(25=SGホールディングス)2時間07分31秒
=日本人1~3位で2時間10分以内
(9)聞谷賢人(27=トヨタ紡織)2時間07分55秒
(11)土方英和(24=ホンダ)2時間08分02秒
(13)佐藤悠基(35=SGホールディングス)2時間08分17秒
=日本人4~6位で2時間09分以内
(18)定方俊樹(30=三菱重工)2時間08分33秒(21年福岡2時間10分31秒)
(25)田口雅也(29=ホンダ)2時間09分27秒(21年福岡2時間09分35秒)
=対象2レース平均2時間10分以内

【女子】
(6)一山麻緒(24=ワコール)2時間21分02秒
(7)新谷仁美(34=積水化学)2時間21分17秒
(10)森田香織(26=パナソニック)2時間27分38秒

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