青学大・原晋監督 遊びまくった大学時代 社会人1年目のケガで挫折「自分自身から逃げた」

[ 2022年3月6日 14:42 ]

青学大陸上部の原監督
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 箱根駅伝で2年ぶり6度目の総合優勝を飾った青学大陸上部・原晋監督(54)が5日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。大学、社会人時代の波乱の経歴を明かした。

 全国最多11回の高校駅伝優勝を誇る強豪校・広島県立世羅高等学校を卒業後、中京大学へ進学した原監督。「高校の時に修行僧のごとく、厳しくて、その反動が来まして、大学時代はひと通り遊びましたね」を苦笑いを浮かべた。

 大学生時代の日々について「ナンパはするわ、コンパ、パチンコ、麻雀、酒、大概なことはしました。(ナンパでは)『かわいいと思ったんで、1日1回ナンパするんですけど、あなたをナンパしました』って。それで8割がた、大丈夫です」と笑った。

 その後、「名門なんで、こんないい会社に入れるならいいかなって」と中国電力に陸上部の1期生として入社。ただ1年目に右足首をねん挫。「ねん挫を軽く見てたんです。それが引き金となって、いろいろなところに故障が発生して、思うようにパフォーマンスが発揮できず、ダメダメ君になって」と陸上部をクビになり、一般社員となった。

 「愚痴ばっかり言ってました。一番人生の中でどん底でしょうかね。最初の3年間は荒れましたね。自分自身から逃げた。だから、箱根駅伝もテレビで見たこともないし、マラソン大会のテレビ中継、一切見ない」と回顧。「4年目ぐらいに、転勤があって、ちょうど電力の自由化の中で、工場の電気の自由契約が始まって、そこの提案営業に就くことができて、そこらあたりから、サラリーマンとしての成長曲線が上がってきたかな。その頃は今のように流ちょうにしゃべってませんでした。営業先で学んだってことですかね。(営業成績は)おかげ様で全社トップになりましたね」と振り返った。

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2022年3月6日のニュース