奈紗 7バーディーで10位急上昇、目標の10アンダーへ「上だけ目指したい」

[ 2022年3月6日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー HSBC女子世界選手権第3日 ( 2022年3月5日    シンガポール・セントーサGC=6749ヤード、パー72 )

畑岡奈紗(AP)
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 36位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が7バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算6アンダーの10位に急浮上した。首位とは6打差。渋野日向子(23=サントリー)は73と振るわず、通算3オーバーの50位となった。6位から66をマークした田仁智(27=韓国)が通算12アンダーで首位に立った。

 バックナインで4連続バーディーを含む6バーディーを奪取。36位でインからスタートした世界ランキング9位の実力者が、67の猛チャージで10位に浮上した。畑岡は「後半はアイアンショットもピンに絡むことが多かった。続けて(ピンの)5メートル以内につくことで、バーディーを取るリズムがなんとなくできる。流れですね」と笑みを浮かべた。

 4番で長いバーディーパットを沈めて勢いづいた。パー5の5番は寄せがさえて楽々とタップイン。6番と7番では正確なショットでともに2メートルほどにつけ、「気付いたら4連続(バーディー)だった」と振り返った。

 今季ここまでの3戦は最高成績が18位と実力を発揮し切れていない。今大会まで1カ月試合がなかった期間はショートアイアンとショートゲームの精度向上を目指し、重点的に練習してきたという。その成果もあり、上り調子で迎える最終日。「10アンダーが目標なので、乗せられたらいいな。上だけを目指したい」と力を込めた。

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2022年3月6日のニュース